あなたの「いいね」は海底を旅している — データの太平洋横断 0.06 秒の冒険

スマホで Instagram を開いて、ニューヨークの友達の写真に「いいね」を押す。その瞬間、あなたのデータは海の底に潜る旅に出発している。

出発:東京のデータセンター

あなたのタップは最寄りの基地局から光回線を経由し、東京のインターネットエクスチェンジ(JPIX や JPNAP)に到達する。ここまで約 5 ミリ秒。そしてデータは「よし、太平洋を渡るぞ」と海底ケーブルの入口に向かう。

千葉県千倉の陸揚げ局

データは千葉県千倉の陸揚げ局に到着する。ここは太平洋横断ケーブルが何本も集中する、日本のインターネットの「玄関口」だ。FASTER ケーブルの入口で、データは電気信号から光信号に変換され、直径 17mm のケーブルの中へ飛び込む。

太平洋の海底 9,000km

光信号はガラスファイバーの中を秒速約 20 万 km(光速の約 2/3)で疾走する。約 60km ごとに設置された中継器で信号が増幅され、水深 6,000m を超える深海を横断していく。この間、サメやイカが外を泳いでいるかもしれないが、ケーブルの中の光はそんなことお構いなしだ。

カリフォルニア到着

オレゴン州の陸揚げ局に到着。太平洋横断にかかった時間は約 45 ミリ秒。光信号は再び電気信号に変換され、アメリカの陸上ネットワークを通って Instagram のデータセンターに届く。

0.06 秒の冒険

タップしてからサーバーに「いいね」が記録されるまで、わずか約 60 ミリ秒(0.06 秒)。この間にデータは海底 9,000km を光速で旅し、100 台以上の中継器を通過し、深海の闇を駆け抜けてきた。次に「いいね」を押すとき、その旅路に少し思いを馳せてみてほしい。

この記事は信頼性の高い業界情報源に基づき、AI 技術を活用して作成し、編集部が内容を確認・監修しています。事実の正確性には十分注意していますが、お気づきの点はお問い合わせよりお知らせください。

出典

データの旅遅延光速FASTER太平洋横断