海底ケーブルの費用はいくら?1本450億円の建設費と投資の仕組み

海底ケーブル 1 本の値段はいくらか。答えは「距離と容量による」だが、太平洋横断クラスで 3〜5 億ドル(約 450〜750 億円)、世界最長の 2Africa で推定 10 億ドル以上。超がつく大型インフラ投資だ。

コストの内訳

海底ケーブルのコストは大きく 3 つに分かれる。

  • ケーブル本体と中継器(約 60%): 光ファイバー、銅管、鋼線アーマー、そして最も高価な中継器。太平洋横断では中継器だけで 100 台以上必要
  • 敷設工事(約 25%): ケーブル船のチャーター費用(1 日数十万ドル)と敷設作業。数ヶ月に及ぶ大洋横断敷設
  • 陸上設備と許認可(約 15%): 陸揚げ局の建設、各国の規制対応、環境アセスメント

誰が投資しているのか

かつては通信事業者(AT&T、NTT、BT 等)のコンソーシアムが主流だった。しかし 2010 年代以降、Google、Meta、Microsoft、Amazon の「ビッグテック 4 社」が急速にシェアを伸ばしている。2024 年時点で、新設ケーブルの投資額の約 70% がビッグテック主導だ。

コンソーシアム vs プライベート

従来型の「コンソーシアム方式」では、複数の通信事業者がコストとファイバーペアを分担する。一方、Google や Meta は「プライベートケーブル」として自社で全額出資し、全容量を自社で使うケースが増えている。自社のクラウド・AI サービスの品質を他社に依存したくないという戦略だ。

1Tbps あたりのコスト推移

技術進歩により、1Tbps あたりの伝送コストは 10 年で 1/10 以下に下がっている。2010 年頃は 1Tbps あたり数百万ドルだったが、現在は数十万ドル程度。この劇的なコスト低下が、ビッグテックの積極投資を可能にしている。

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出典

コスト投資ビッグテックコンソーシアム建設費